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東京都「大学研究者による事業提案制度」採択事業

AIとIoTにより認知症高齢者問題を多面的に解決する東京アプローチの確立


認知症高齢者東京アプローチ社会実装事業

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研究成果学会発表等

東京アプローチの研究成果を、電子情報通信学会や日本認知症ケア学会等で発表しています。学会論文の一部は、「電気通信大学学術機関リポジトリ」にて公開しています。

国際学会(IEEE)発表:“Prediction of BPSD using environmental and vital sensor data,”

2024年3月に開催された2024 IEEE First International Conference on Artificial Intelligence for Medicine,Health and Care (AIMHC) で、環境およびバイタルセンサーデータを使用したBPSD の予測について発表しました。

論文:Hyuta Onuma, Naoya Tokiwa, Junichi Shibata, Toshikazu Sizuki, Takehiko Kashiwagi,Tatsuya Moe, Kaito Kamura, Tatsunoshin Shinmi, Shunichi Tano, and Yasuhiro Minami,“Prediction of BPSD using environmental and vital sensor data,”2024 IEEE First International Conference on Artificial Intelligence for Medicine,Health and Care (AIMHC), Laguna Hills, USA, Feb.2024.

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論文発表:「環境・バイタルセンサーデータによりBPSD 予測性能向上のためのBPSD 発症時期分析」

2024年3月に開催された電子情報通信学会のヘルスケア・医療情報通信技術研究会において、BPSD 予測の高精度化に向けたデータ解析結果から特定の症状には24 時間周期があることを発表しました。

論文:新見龍之慎, 常盤直也, 柴田純一, 鈴木利一, 柏木岳彦, 馬上竜也, 嘉村魁人, 大沼飛宇多, 田野俊一, 南泰浩,“環境・バイタルセンサーデータによりBPSD 予測性能向上のためのBPSD 発症時期分析,”電子情報通信学会技術研究報告. MICT, ヘルスケア・医療情報通信技術研究会, pp.12-16,March 2024.

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雑誌掲載:「コミュニティケア」2024年4月号

雑誌「コミュニティケア」(日本看護協会出版会) の2024年4月号に東京アプローチの概要「AIとIoTを用いてBPSDの発症予測をリアルタイムで実現」が掲載されました。

田野俊一, “AIとIoTを用いてBPSDの発症予測をリアルタイムで実現,” コミュニティケア, March 2024.

シンポジウム発表:「電気通信大学が推進する共創進化スマート社会と認知症高齢者問題(BPSD)への適用」

2024年3月に開催された第94回日本衛生学会学術総会, シンポジウム4「Society 5.0と衛生学の関わり」で、「電気通信大学が推進する共創進化スマート社会と認知症高齢者問題(BPSD) への適用」を発表しました。

田野俊一, “電気通信大学が推進する共創進化スマート社会と認知症高齢者問題(BPSD) への適用,” 第94 回日本衛生学会学術総会,シンポジウム4 「Society 5.0 と衛生学の関わり」, March 2024.

口頭発表:「AIとIoTにより認知症高齢者問題を多面的に解決する東京アプローチ」

2023年11月に開催された第42回日本認知症学会学術集会において、東京アプローチの取り組みを説明しました。

中島円, 本井ゆみ子, 蒲原千尋, 小峯一城, 南泰浩, 韓浩, 遠山修, 岩切のり子, 池田和博, 羽田野政治, 西浦孝典, 池田充, 三澤純子, 松岡伸輔, 横川慎二, 岡山義光, 田野俊一. “AI とIoT により認知症高齢者問題を多面的に解決する東京アプローチ” , 第42 回日本認知症学会学術集会, P117, 2023

口頭発表:「行動分析センサーによる認知機能の定量結果と、MMSE検査との比較検討および相関性の考察」

2023年6月に開催された第24回日本認知症ケア学会大会で、行動分析センサーによるデータから、認知機能定量化モデルの構築ができたことを報告しました。

口頭発表: 韓浩, 本井ゆみ子, 羽田野政治, “行動分析センサーによる認知機能の定量結果と、MMSE検査との比較検討および相関性の考察,” 第24回日本認知症ケア学会大会, 2023.

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論文発表:「環境・バイタルセンサーデータによる認知症における行動・心理症状(BPSD)の推定」

2023年3月に開催された電子情報通信学会のライフインテリジェンスとオフィス情報システム研究会において、環境センサー・バイタルセンサーの情報に基づき、いくつかの機械学習の手法を利用してBPSDの予測を行う評価実験を行い、BPSD発症推定の可能性を示すことができたことを説明しました。

論文: 南泰浩, 常盤直也, 柴田純一, 鈴木利一, 柏木岳彦, 田野俊一, “環境・バイタルセンサーデータによる認知症における行動・心理症状(BPSD) の推定,” 電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム研究会,pp.23-28, March 2023.

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論文発表:「UEC 共創進化スマート社会的アプローチに基づくAIとIoTによる認知症高齢者問題(BPSD)への対応」

2023年3月に開催された電子情報通信学会のライフインテリジェンスとオフィス情報システム研究会において、電気通信大学が目指す「共創進化スマート社会」の実現への具体的な取り組みとして、認知症高齢者東京アプローチについて説明しました。BPSDの発症予測に向けたIoTとAIを活用したシステム構築の状況と今後の展望について説明しました。

論文:田野俊一, 岡山義光, 横川慎二, 南泰浩, “UEC 共創進化スマート社会的アプローチに基づくAI とIoT による認知症高齢者問題(BPSD) への対応,” 電子情報通信学会技術研究報告. LOIS, ライフインテリジェンスとオフィス情報システム研究会,pp.29-34, March 2023.

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